洋風文化の中最近、注目を浴びているのが和風リノベーションです。
和風リノベーションとは、昔ながらの和風文化を残しつつ機能や性能を向上させ長くその住居に住めるための工事をすることです。
私は、まだ新米のためそんな大掛かりな工事を設計したことはありません。
いつかやりたいなと思っていることを学生時代の先生に話たところ、いい物件があるから一緒に見に行こうを誘われ見学に行きました。
到着した先は、わらぶき屋根の昔ながらの小民家。
イメージで言うと昔話に出てきそうな住宅でした。
玄関をはいるとそこは地面むき出しの床でした。
そして、段差がとても高い敷居をあがるとそこには、囲炉裏!!
こんな小民家まだ存在することに驚きました。
先生の話では、この物件はリノベーションでここまで復元したそうです。
工事前の写真を見せてもらうとそこは、もう人が住めるような状況ではありませんでした。
ご主人は、はじめ解体してしまおうと思っていたらしいですが、自分のご両親の思い出の場所をどうにか住めるように出来ないかと先生に相談し工事をしたそうです。
キレイに復元された中に最新の機能も取り込まれていました。
まず、キッチンは、IH対応のキッチンが室内に新たに作ったそうです。
もとのキッチンは、蒔きの釜でした。
その部分はきれいにしそのままの状態で残してありました。
床には、床暖房になっていて冬場の床でも暖かです。
室内でも暖かい気流が流れるように気密性もあげ冬場でも暖かい住居だとご主人はよろこんでいました。
囲炉裏もキレイにし使えるようになっていました。
囲炉裏のやわらなか光がとても心地よかったです。
そして囲炉裏の暖かな空気もダクトを通して部屋全体に送れるようにし暖房もあまり使わなくても暖かな室内でした。
囲炉裏ですと、電気代も掛からないので節電にもつながりますね。
そして、外壁は、土壁を新たに施工したそうです。
土と土の間に断熱効果があるようにボードを埋め込みその上にも何十にも重ねて土を塗ったそうです。
最近では、土壁の作れる職人が少なくなっているそうです。
折角の日本の伝統なくならないといいですね。
このように不要だと感じた昔の住居もリノベーションによってすごしやすい環境に変化できるのだと実感しました。