高血圧を防止する会 » 治療のやり方

高血圧の治療

高血圧の治療にはどのような方法があるのでしょうか。一般には、薬物療法と生活習慣の見直しを並行して行うことになります。

特に高血圧は生活習慣が原因となっていることが多いので、基本的な手順としては、まずは生活習慣の見直しを行い、それでも下がらなければ薬物を使うようになります。

では高血圧に対しては具体的にどのような指導がされるのでしょうか。まずは塩分を控えること、お酒を控えること、脂肪分を控えることといった飲食に関する注意がされます。

それから、適度な運動を行うこと。運動は血行を良くするとともに肥満防止にも繋がります。肥満も血圧が上がる原因になるので、適正体重の維持も注意事項に入るのです。

そして最後に禁煙です。たばこに含まれるニコチンは副腎と交感神経を刺激してしまうため、血圧が上がる大きな要因となります。

ほかにも肺を汚してしまったり、動脈硬化の進行要因にもなるので、できれば減らすのではなく禁煙をすることが勧められます。逆にアルコールは適切な量であれば血圧を下げる効果があるので、禁酒までする必要はありません。

これらの方法を継続しても改善効果が低い場合には、薬を利用することになります。これは降圧薬と言われるもので、ほとんどは長期間継続して飲み続けることになります。

継続して飲む必要があるものなので、他の体調不良が起こった時には飲み合わせに要注意です。必ず、飲んでいるものについてしっかりと報告するようにしましょう。市販薬もできれば、薬剤師がいるところで相談して購入する方が安全です。

なぜこのように長期的に飲み続けることになるかといえば、これらは一時的に血圧を下げる、いわば対症療法であり、根本から治すものではないからです。生活習慣による改善効果があらわれるまでの間、合併症を防ぐために行われるものと考えるべきです。

ですから薬をもらったからといって安心せず、食事や運動などによる改善をコツコツと続けていくことが重要になります。