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五十肩の薬について

五十肩によく効く薬はあるか、、これは多くの患者さんが考えることです。しかし現状は、五十肩に直接効果を発揮する薬剤はありません。

対症療法として様々な薬剤を投与するのが常です。主には痛みに対しては消炎鎮痛剤や、ステロイド系の薬剤を用いる場合もあります。また筋肉を和らげるための薬も多用されます。その他には、ビタミン剤やヒアルロン酸などの非薬剤系も多く用いられます。

ヒアルロン酸は、注射として直接患部に注入します。膝の病気など関節痛によく用いられますが、ヒアルロン酸は元々関節液として存在している成分です。

また加齢に伴って徐々に減少し、50代になるとかなり減っている場合も少なくありません。関節のスムーズな動きを蘇らせ、可動域回復の可能性を大幅にアップさせることが期待できます。

また同じように注射をするタイプとしてステロイドがあります。ステロイドは炎症を抑える効果に優れていますが、頻度をアップすると関節を壊してしまう恐れがありますので、そう何度も使用できる注射ではありません。

また通常は数回程度で効果がない場合は諦めます。もう1つの注射法がブロック注射です。神経ブロックとも呼ばれ、麻酔科やペインクリニックで処置されるものです。

五十肩の痛みの改善に大きな効果が期待できますが、神経に打つため熟練の技術が必要です。ですので、五十肩の名医にタイミングよく処置をしてもらえれば、非常に長い間痛みが消えたという例も少なくありません。

これらの他には、漢方薬もあります。漢方薬は患部に直接働きかけることはできませんが、身体の機能を活性化させることで、場合によっては肩の痛みにも非常に大きな効果が期待できます。

サプリメントを利用する方も多くいらっしゃいます。サプリメントと聞くと日常的に不足しがちな栄養素を補うため、と解釈されるのが常ですが、骨を強くしたり、関節をなめらかにしたり、血行をよくするなど、五十肩の治療法としてかなり有効になる可能性は否定できません。試してみる価値は大いにあり、です。